市役所配属先業務内容

1 市民課

法定受託事務である戸籍や住民票を扱う課。DQNな客も多いが、総じてまったり。しかし、外国人に住基を持たせることにより多くの問題が発生することが予想される。近年、都市部にはインドや中国・韓国といったアジア系の流入が激しい。外国人登録についてのトラブルも増加中。外国人住基問題を除けば、予算関係に頭を悩ませないので仕事は楽であり、時間外もたいして発生しない。有給消化率も高い。

 

2 納税課

市民税や固定資産税の取立てを行う部署。差し押さえや預貯金調査、強制執行を行い、滞納者から税を徴収する。課内の他の人間の実績がわかるので、暗黙のノルマがある。客層も当然悪く、怒鳴りあいをすることも。但し、ある程度業務量を調整できる。さすがに残業をしてまで差し押さえはしない。過誤納金の還付処理はある程度大変ではあるが、国保ほどではない。有給消化率も低くなく、残業も多くないので言うほど激務ではない。

 

3 情報システム課

近年、急激に民間会社のパッケージ導入が進んでいる関係で、年を追う毎に業務量は減っている。民間のSEと仕事をする機会も多い。セキュリティや保守関係、端末の管理などに重心が移っている。パッケージシステム導入の切り替えやシステム連携に携わらなければそれなりに楽。

 

4 年金課

市町村によっては、国保年金課となっている部署も。年金担当は楽なので、結構片手間でできる。但し、社会保険庁(現国民年金機構)の苦情を受けることも。楽な分、人員は減らされているので、休日消化がしづらくなっている。それでも国保担当者は年金担当者の方が100倍良いと思っているし、年金担当者も国保担当だけは死んでも嫌だと思っている。

 

5 企画調整課

権限がない割に非常に要求されるレベルが高い部署。様々なところから圧力がかかる。市長がワンマンかどうかで仕事内容が変化する。変革を好まないような市長であればかなりまったり。その逆は辛い。人間関係や予算の調整に難儀する。但し、やってみて面白い部署ではある。上手く自分がそこで力を発揮できれば出世の道が開かれる。

 

6 商工観光課

仕事内容は中小企業に対する貸付・融資から地域振興(お祭りや花火等)、企業の誘致、管理施設の撮影の許可、市のイベント、名産品のPR、商店街の街頭等の管理等多岐にわたる。役所内でも人気の部署であり、希望している人は多い。商工会議所などと共同で地域おこし等も行う。

仕事量的には少なくはないが、仕事内容として面白みがあるものが多い。注目を浴びる施策を打ち出しやすい部署でもある。繁忙期と暇な時期が存在する。最初にこの課を経験すると、他の仕事に面白みを感じなくなることもある。

 

7 出張所(区役所)勤務

広く・浅く業務を行う部署。業務が多岐にわたる分幅広い知識が得られる。逆にいうと専門知識が得られない。配属されるのは仕事のできないおばちゃんが多い。メンタル経験者も多く、産休等で休む職員も多い。機械的端末操作を覚えればすむ。

さほど能力的なものは必要とされない。近年非常勤に多く置き換わっている。仕事は楽なので、出張所を希望している人も多い。